惜別の 選手がくれた 天皇杯
昨日は今年の日本のサッカーを締めくくる天皇杯の決勝が、オリ・パラのメインスタジアムになった新国立競技場で行われた。
残念がら昨日が夜勤の入りだったので、試合の方は見ることが出来なかったけど、後半30分過ぎからはラジオを聞くことが出来ていたので、それを聞きながら通勤した。
後半も40分を過ぎて1-0でレッズがリードのまま。
刻々と時間が過ぎて祈るような気持ちのまま会社に着いた。
終了間際にドラマが待っていた。
なんと、大分のゴールが決まってしまい同点に。
準決勝での大分の粘りを考えると、延長戦・PK戦になったら厳しいなぁと思っていたので、「絶対大丈夫」と思いつつも、少々不安も感じていた。
しかし、ドラマは続いていた。
アディショナルタイムは5分。
こういう時、解説者がよく使う言葉が頭をよぎった。
「5分あれば点が入る」
でも、大抵こういう展開だとこのまま延長戦に入るんだよなぁ。
アディショナルタイムも3分ほど過ぎたその時。
劇的なゴールが決まった。
今季限りでレッズを去る槙野智章選手が勝ち越しのゴールを決めたのだ。
思えば準決勝で、同じくレッズを去る宇賀神友弥選手が先制点を決めて決勝に進出。
そして、今季限りで引退を表明していたキャプテンの阿部勇樹選手にカップを掲げさせたいという思いもチームを一つにさせていた。
そんな思いが詰まっていたゴールを「魂の漢」槙野智章選手が決める。
これほど劇的で感動的なゴールはないね。
試合終了のホイッスルが鳴り、思わずガッツポーズを取ってしまった。
阿部勇樹選手、宇賀神友弥選手、槙野智章選手がくれた浦和レッズへの惜別の置き土産に、天皇杯がなるとは。
準決勝から続いた浦和レッズのドラマは、最高に劇的な形で最高の結末で大団円を迎えた。
仕事が終わり、帰宅途中でコンビニに寄りスポーツ新聞と地元紙を買おうとした。
まあ、地元紙は部数が少ないし、お昼頃だったからないのは仕方ないと思った。
けど、愕然としたのはスポーツ新聞。
ほとんどが芸能人の亡くなったことを報じる内容が一面になっていた。
なんでマスゴミは、悲しんでいる人の傷に塩の特盛を塗り込む様なことが平気なのか理解出来ない。
自由報道にも程がありすぎる。
自由報道のあり方を見直した方が良いのでは?
唯一天皇杯が一面になっていたスポーツ新聞と、サッカー専門紙を買った。
帰宅してから、駅に向かって地元紙も買った。
うちで録画しておいた試合を見ようかと思ったけど、流石に夜勤明けでは眠気には勝てなかった。
まあ、あとで見ればいいか。
今週の金曜日には、地元のテレビ局で優勝特番を放送されるそうなので、それも楽しみだね。