くりみがおか ゆうのブログ

女装子としての自分を表現する

西川口レインボーライブ 40

新顔が 見せた手振りに 記憶あり


世の中、コロナの第8波が囁かれる中、今月も西川口レインボーライブが開催された。


途中、コロナの影響で中止になった時期もあったけど、今回の開催でなんと40回目。
もはや西川口galaxyの「看板イベント」と言っても良いんじゃないだろうか。


さて今回は、このライブでの盛り上げ上手な2組、クリムゾンデビルとTricker,Masterが揃ってキャンセルになって、晩秋の木の如く寂しくなるかなと思いきや、レインボーライブの出演者は個性の強い人達が集まるライブらしく、バラエティー豊かなステージを繰り広げられた。


①親方


今回は、晩秋の夜の街の匂いを感じさせる演奏だったなぁ。と思いながら聞いていた。
どことなく哀愁を感じさせる、この時期に似合いの演奏だったと思う。


②カナリヤ


今回初登場。
「カナリヤ」という名前を見て、割としっとりとした感じになるのかなぁなんて想像していた。
1曲目のバラードを聞いて、声の伸びが良いなぁと思って「想像通り」と思っていた。
ところが、2・3曲目を聞いて「表の顔」を見た。
「うっせぇわ」を歌っている表情を見て、めっちゃ生き生きとしているように感じた。
なんだ、めっちゃロックな「カナリヤ」さんだった。
でも、バラードも素敵だったから、硬軟自在な人だなと思った。


③井上龍史


今回初登場。
歌う前まで「はじめまして」の演者さんだと思っていた。
とても若々しくて爽やかな風を感じる人だなぁと思ってみていて、「あれ?」あの手の動きは・・・・・。
何となく、記憶にある動きだなぁと思っていた。
右手で「OKサイン」を作りそれを前に押し出す動き。
どこだったか、やった記憶があるある。
まさかの「はじめまして」ではなかったのね。
1曲目はまさにその手の振りをする曲だった。
井上さんのステージは、例えるなら「スポーツの秋」だなと思う。
一つ残念だったのは、2曲が「新曲」という事だったらしいけど、歌声に自信の無さを感じ取れてしまった。
まあ、おろしたてで仕方ないとは思うけど、折角「いい曲」だと感じていただけに残念だった。
やはり「声」も表情のうちなので、そこに不安をにじませてしまうと微妙に感じてしまう。


④ゆみ


今回の衣装は水色のドレスで、「昭和のアイドル」と言われたらしいけど、歌っている姿を見て「岩崎宏美」さんの雰囲気を感じたから、まさに「昭和のアイドル」と言うのは当たっていると思う。
「西川口レインボーライブの歌姫」の真骨頂を発揮してくれた。


⑤橋本ぴょん


ぴょんちゃんと言えば、何と言ってもセクシーコスチュームでお馴染み。
「西川口レインボーライブの色物」の代表的な存在。
この「おじさんアイドル」は、振り付けの動きがぎこちない。
けど、どこまでも真面目なステージは好感を持てる。
だからこそ、「色物」の代表的な存在なんだと思う。
あのぎこちなさは、ぴょんちゃんらしさなのかも。
知らんけど。


⑥ナオキーこと武井直紀


最近は、「テニスプレーヤー」をアピールしているナオキー。
ステージで歌の「サーブ&ボレー」を決めている。
そしていつものセリフで客席からの「ないない」のリターンを受けての「日めくりカレンダー」でスマッシュを決めた。
そして「初恋サイダー」でかくし芸的な「女声」のロブを決めてステージを締めくくった。


(演者さんは敬称略)


今回は2組欠席になって6人だけだったけど、相変わらずの個性の寄せ鍋(もしかしたら闇鍋?)で楽しく過ごしたライブになった。