くりみがおか ゆうのブログ

女装子としての自分を表現する

西川口レインボーライブ 25

扱いが 分からないネタ 仕込まれた


今日は西川口レインボーライブの日。
今回でついに25回目。


相変わらずコロナ禍で、ライブで思い存分はしゃぐと言うのは難しくなってしまっているけど、このライブの空気、このライブのカラー、そしてこのライブの演者のパフォーマンスは変わる事なく、観ている人を楽しませる。


その点では金メダル級だね。


今回もそれぞれに多様性のあるパフォーマンスを見せてもらえた。


味のある演奏部門金メダリストのシルクハット親方。
芸術的な外し方が最高。ロリータアイドル部門の金メダリストのエリザベス。
最近、下着姿で歌う事にハマっているらしい、オジサンアイドル部門の金メダリストのふたぐちぴょん。
等々、多様性に富んだ演者が揃っているから、少々の事では埋もれちゃうかも。


だからという訳ではないと思うけど、中にはネタを仕込んだ演者もいたね。


地獄の薔薇。


この人のは、たぶん一人コントでもしようとしたのかなぁ。


アーティスト名が「地獄の薔薇」だから、それにかけて「地獄の海」の「地獄の家」という設定だったようだけど・・・・・。


まあ、一人コントってかなり演技力だとか構成力とかがないと難しいと思うから、そうとう頑張っているなぁとは思ったよ。


ただ、思い切り滑っていた。
というより、どう拾えばいいのか困って笑えなかった。


中途半端だった事も原因の一つだと思う。


今回のように設定を設けて始めるなら、曲へ繋げるストーリーにすれば良かったんじゃないかなって、素人考えだけどね。


MCの代わりにコントをやって、最後に地獄の薔薇の歌に持っていく。
そうなれば面白くなったかなって思う。


サンパウロ・S子


合唱曲の大地讃頌の合唱シーンで指揮者を演じていたサンパウロ・S子さん。
奇麗な女装子さんですよ。
とても、「色んな事に挑戦する」ユニットのあの人とは分からないくらい、似合っていた。


そのあと、翼をくださいを演じたけど、おそらく一部の人達には大受けなんだろうけどねぇ。
一般受けはしないだろうなぁ。


正直、どう処理して良いのか、笑って良いのか、分からなかった。
まき散らした白い羽の片付けが気になってしまって、ネタが入ってこなかった。
ネタとしては世界観も伝わってこなかったしなぁ。


それが伝わってくれば、楽しめたと思う。


しかし、そんな謎な空気で「やりにくいなぁ」と呟いたボンバーチャマタソさん。


流石は百戦錬磨。
伊達にこのライブのトリを務めていないよね。


西川口レインボーライブの総合部門の金メダリスト。ボンバーチャマタソ。


ステージが始まると、これまでの空気を一蹴。
しっかりとボンバーチャマタソさんの世界へと誘っていく。
ギャラクシーの観衆も、ライブ配信の観衆も、ボンバー色に染めていく。


しっかりとこのライブを盛り上げて締めくくった。


拾いにくいネタとかもあったけど、多様性に富んでいる西川口レインボーライブだからこそ、そんなパフォーマンスも受け入れられる、懐の深さもある。
それがこのライブの良さでもあるんだよ。ね。