くりみがおか ゆうのブログ

女装子としての自分を表現する

掛け声が懐かしい

聞こえない 掛け声沁みた ライブかな


今日は、西川口レインボーライブだった。


いつも多彩な出演者が次々と登場するライブではあるけど、今回はいつも以上に多彩で豪華な出演者が登場した回だった。


シルクハット親方のちょっと毒のある面白い弾き語りで始まり、ロリータファッションのエリザベスさんの世界で戯れる。


ゆみさんの歌で盛りあがって、クリムゾンデビルの子芝居入りのパフォーマンスを楽しみ、今日はなんかロックな感じのふたぐちぴょんさんを受け流して、地獄の薔薇さんの魅了される。
と、まあ、大体ここまではいつもと変わらない流れ。


ここからは豪華さが加わってきた。


あ、もちろん、それまでも豪華だけど、豪華さが違う。


摩訶不思議な雰囲気のDenanomaという外国人の2人組や矢鱈と飾りが目立っているネオアイドルゆすけさんのあとに登場したのが「史上初女装アイドル」というキャッチコピーのぴこたん。


噂でライブ活動を引退したって聞いていたから、「あれ?辞めたんじゃないの?それとも、期間限定で復帰したの?」と思っていた。
あとでお友達に聞いたら、コロナで1年延期したんだそうだ。


まあ、確かに区切りの年がコロナで思うようにライブ活動が出来なかった訳だし、不完全燃焼では辞められなかったのだろう。と、推測。


そして、西川口レインボーライブのトリと言えば、新宿二丁目のゲイアイドリスト。
ボンバー★チャマタソさんが掛け声が出せなくても一体感を感じさせる楽曲で盛り上がってライブを締めくくった。


ぴこたんの時もチャマさんの時もなんだけど、コロナ対策で観衆は声を出していないはずなのに、何故か掛け声が聞こえてきたんだよなぁ。


曲の中での応援を込めて、大声で発した掛け声が聞こえているように感じた。


不思議な話だけど聞こえてきた。


もしかすると、コロナ前までのライブを知っているし、ライブでは大きな声で応援する気持ちで掛け声をかけていた、あの声が記憶の底から聞こえてきたんだろう。


今はまだそれほど遠くない時期の話だけど、いつかライブ中の掛け声の風景も「今は昔」の話になってしまうのだろうなぁ。


なんか、妙に頭の中で聞こえてきた掛け声が心にしみた。