くりみがおか ゆうのブログ

女装子としての自分を表現する

坊さんの一言に

坊さんの 言葉にもやが 薄れてく


EテレのハートネットTVに「B面談義」というコーナー番組がある。


千原ジュニアさんがMCで障害のある人やセクマイの人達が赤裸々トークをするというコンセプトの番組で、なかなかディープな話とか、NHKのしかもEテレで放送しているとは思えない程に「攻め」の内容のトーク番組で、大好きな番組の一つ。


今日の出演者の中で、「ハイヒールを履くお坊さん」と紹介されていたお坊さんの一言に、心に掛かっているモヤモヤが薄れた気持ちになった。


その坊さん曰く、「男性の体の中に私が入ってます」だという。


その言葉に、なるほど合点が言った。
そばにボタンでもあれば叩きたくなった。
ガッテンガッテン!


そうなんだよ。
あたしも、「男性の体の中にぼくが入っている」という事なんだよなぁ。


別にゲイでもないし、かといって女として生きたい訳でもないし、何なら今の体に違和感もない。


ただ、男装も女装もして生きていたい。
どっちでも自由に生活させてと望んでいるだけなんだよ。


でも、体が男だと女性の服を着る事に世の中が違和感を感じるようで、それがどうにも納得できない。
あたしはただ、自分の着たい服を着て生活したいだけ。
レディースと称されている服も、メンズと称される服も、どっちも着ていたいだけなんだよ。


世の中の全ての大人達に問いたい。
「男子がスカートを穿いていけないのは何故ですか?」
「何で、男子がスカートを穿いてはいけないんですか?」
「女子がズボンを穿いても許されるのに、男子がスカートを穿くと問題視するのは何故?」


さて、この問いかけに明確に答えられる大人はいるのだろうか。
たぶん、チコちゃんでも答えられまい。